グリム童話の一編、オオカミとこやぎのやり取りにドキドキハラハラのお話です。
机の下やタンスの中などでなく、「時計」の中に隠れる、というのも素敵です。
たくさんの本が出ていますが、今回選んだのは、いもとようこさんのイラスト。
個人的には、ほんわかしすぎてあまり好みではないのですが、こどもたちには親しみやすい絵柄だと思います。

年少児クラスへのはじめての読み聞かせに使用。
「いないいないばぁ」のような絵本ではなく、①物語性のあるもの ②親しみやすいもの を意識して選びました。
思っていた以上に集中して聞いてくれて、いよいよオオカミが家に入ってきそうな場面に、怯えた顔をする女の子の顔が印象的でした。やさしい絵を選んでよかった。