詩人が描いた古代の歌「イグアノドンとちいさなともだち」

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  • 所要時間:5分
  • 対象:4歳
  • 季節:全て

レビュー

ロシアの詩人・V.ベレストフの作品で、原題は「はじめての歌」。
太古の世界に響く歌に思いを馳せ、美しく紡がれた言葉たち。
物語としても楽しめますが、詩的な美しさが小野さんの絵にマッチしていて、心に染み入ってきます。。
子供にはじめて歌った子守唄はどんな歌だったたろう、となにか切なさを思い起こさせる一冊。
それにしても「プテロダクチルス」は、何度読んでも舌を噛みそうになるので要注意。

反応

子供の好きな恐竜が出てくるので、興味を持ってもらえるかな?と選んだけれど、
詩を味わい、古代に思いを馳せてくれたかは謎。
静かに聞いてくれてはいたけれど、ラストの場面で、地層に眠る化石になった二匹の恐竜の絵には、若干ぽかーんとしていたように思いました。
古代の世界と、現代の世界がつながっているイメージって、幼児には少し難しかったかも?小学生でリベンジしてみたいです。